おまけ
今回のは普通におまけ。
エロとかそういうの期待してくれた方はごめんなさいm(__mヘコヘコ。
原稿が完成するまでの流れをまとめてみたので、
もし良ければ見てね。
ではでは。

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第六話の8ページと9ページを例に挙げて解説していきます!



1、ネームを元にして原稿に下書きをする。


こんな具合です。
私は繊細に見えて実は大胆なので↑のようにかなり適当な下書きをしちゃいます。
背景に定規すら使わないという適当ぶり。
ペン入れをする際、どこを黒く塗りつぶすのかを簡単に把握するため、
塗りつぶす部分に「×」印をつけてます。

またトンボ(印刷したときに切り取られる部分)を超えるまで絵は描いておきます。
上の原稿のトンボは上下段の9というメモリの脇にある長い線と、
左右段の12というメモリの脇にある線です。
印刷した原稿はここのラインで切り落とされます。


2、ペン入れをする。


ベタ塗りする部分意外は全部ペン入れします。
私は写植を行わないので台詞もペンでなぞっちゃいます。
すると、8ページ目の左の方ミスっちゃいました。乾ききってないインクを自分の手で知らない間に触ってたみたいです。
けど後からいくらでも修正できるのでこの時点ではスルー。

ちなみに人物→Gペン(ゼブラ。気まぐれでタチカワ。)
背景→スクールペン(ライオン)
背景木の模様→丸ペン(ゼブラ。気まぐれでタチカワ。)
を使ってます。
インクはパイロットの証券用インク。


3、消しゴムで下書きを全消し。


下書きを消しゴムで全部消しました。
原稿がクシャっとならないように心を込めて消すだけ。
私の体は華奢な方なんで何枚も消しゴム掛けをすると腕がとても辛いです;;

あ、ベタ塗りするために付けといた「×」印を誤って消してしまってます。
何をやっているのやら…。


4、ベタ塗り。


塗りました。
髪の毛は筆ペン。それ以外の黒はマッキー使ってます。

塗り終えたら、8ページのミスした部分をホワイト(修正液)で綺麗にします。
自分が使ってるホワイトは、アイシ―コミックスーパーホワイトを水で薄めたものと、
ミスノンです。


5、仕上げ。


仕上げです。
スキャナでPCに取り込んだ後、フォトショップで仕上げていきます。
1で述べた「トンボ」のラインに沿って原稿を「切り抜き」します。トリミングとも言うのかな。
次に色域範囲選択で黒い部分を選択し、色調補正→レベル補正で全体を納得のいく黒さにします。
最後にsaiを使って大きさを横700に合わせ縮小。
気まぐれでアズペインターで縮小することもあります。
これで完成です。

ベタ塗りの際きっちり黒を塗っておかないと、
これらの原稿のようにムラのある黒になってしまいます;
黒はなるべくしっかり塗っておきましょー◎


おしまい。


おまけのおまけ
上で使った原稿以外の下書き原稿です。

やっぱり適当な下書きでした(笑






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